【体験】第3回荒川オータムマラソン(2016/10/08)「成し遂げたぜ!」

結論から言えば、完走しました。カンペキなる完走です。

2016-10-08

出走準備

都営新宿線の東大島駅から徒歩10分程度のところに会場はありました。通勤定期の範囲内であり、しかもいつも会社に乗っている電車と同じくらいの時間(休日運行なので時刻表が違う)だったので、バイオリズムとしてはいい条件です。

そんなわけで、会社に行くのと同じように、朝ごはんは食べずに、トマトジュースを飲んだだけで家を出ました。

30キロの出走は10時からで9時に受付開始でした。

今日は激しいにわか雨があるという予報だったので、厳重に雨の対策をしてきました。

実は、この大会は雨の当たらないところに荷物が置けないんですよね。事前に調べていたので、40Lのゴミ袋にリュックをまるっと入れて、日よけのあるベンチの脇に置いておきました。飽くまで日よけであって、屋根がスカスカなんです・・・。

着替えもしっかり持ってきました。下着や靴下はもちろんのこと、替えの靴も持ってきました。

走り終えたら、コナミ東大島で着替えを兼ねてお風呂入ってから帰る作戦も立てていました。

体調の面では、禁酒の離脱症状が続いていたので、行かないのもありかなぁとは思っていたのですが、制限時間の無いレースなのでよほど体調が悪いのでなければ完走したいと思いなおして家を出ました。

レース経過

コースは往復5キロを6本走るようになっていて、はじめはゆっくり入りました。

足首あたりがこわばっていたので、最初の5キロはゆっくり行く作戦です。これはうまくいきました。キロ7分くらいで5キロを終えました。

7.5キロあたりで、前をゆっくり走っていた二人組を抜いた後、どうやらその片割れがあるき始めたらしく、一人が私をペースメーカーにしてついてきました。

時折激しく降る雨の中、後ろから水たまりの中を走る音が聞こえます。

途中、並んできて、談笑しながら走っていました。ペースはキロ6分40秒くらいです。

このお陰で随分助かりました。一人で黙々と走っていたのではめげていたかもしれません。

ラストの5キロは私がペースをあげにいって、お先する予定でしたが、一向に上がらず、ラスト2.5kmの折り返しでのすれ違いで、「全然あげられません!」「ペース上がってないよぉ!」という会話をして思わず笑ってしまいました。

このときに初めて、「笑うって本当に力出るんだ!」と思いました。

正確には痛みが感じられなくなったというべきでしょうか。脳内麻薬が出てきたのでしょう。

ゴールした後、最後に握手をして終わりました。楽しかったー!

アフター

雨でいろんなものがぐちょぐちょで、私の雨対策が活かされました。手袋をしていたのも帽子をかぶっていたのも良かったし、なにより、替えの靴を持ってきていたのはGJでした。

ゴールすると足が痛くて痛くて、歩くのも階段の昇降も大変でしたが、5月のハーフが終わったときほどではなかったです。

コナミ東大島は★に違わぬしょぼさでした。

そもそも、お風呂の場所が非常にわかりづらいし、機能が色々と足りていないです。コナミ銀座もそうでしたが、トレーニングシューズエリアは土足エリアとかぶっているので、内と外は完全には分離されていません。

でも、ジョグの後のお風呂としては十分です。コナミのフリー会員なので追加料金はかかりませんし、メリットは活かせたと思います。雨で冷えて凍えそうでしたから、普通では味わえない大きな幸福感が得られました。

帰りに本八幡で回転寿司をご褒美に食べました。量はあまり食べられませんでした。

総括

談笑というコミュニケーションは、脳内物質を生み出すトリガーになり、プラセボではなく有為な差を生むということを体感できました。

いつもどおり朝ごはん抜きでもスタミナはまったく切れること無く、自分の状態を把握して、ペースを完全にコントロールして完走したのは、大きな自信となりました。自分で困難にぶつかって解決してくという喜びは、幸福を味わうための大切な一つの要素であることも体感できました。

ぶっちゃけ、この時期に30キロレースにでる人というのは、炎天下の中でも練習をしてきた人たちなので、速いんです。30キロで歩いている人なんて数人です。周回遅れにもされました。

そういった人たちのペースに惑わされず、自分のペースを維持できたというのも、収獲です。

今回は、終始前向きに取り組むことができて、完走までして、完全勝利でした。出来過ぎです!

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