(駄文)なにを食べていけばいいのか?

こちらは「垂れ流しの寸感」になります。持って回ったような読み口の文章が続きますので予めご了承ください。

本を読んで、ジョギングを始めたりしたけれど、なにを食べていけばいいのか、いまいちピンときません。それは本によって主張が違うということもありますが、海外で書かれた本だと、日本人が読むことを想定していない場合も多いように感じました。

そこで、出典は面倒なのでしませんが(だから垂れ流しカテゴリーです)、自分の頭を一回整理してみようと考えました。

ちなみに私だけに当てはまる話で、ダイエットの方法だとかマッチョのなりかたなどは興味の範疇外なので、あしからず。

現状

まず、今の自分の状態を把握しなくてはいけませんし、公表するべきでしょう。スタート地点は明らかにしなくては進捗も分かりません。

身長170.8cmで体重62kg程度で体脂肪率はどうやら15%くらいです。

いわゆる「うつ病」からは回復しましたが、ストレスを溜め込んだりする傾向は無視できず、雑踏はたとえそれが夏祭りというイベントであっても、ちょっと遠慮したいと思うタイプです。

ストイックに追い込む傾向があり、持っているもの(体力とか)と持ち出すものの収支を合わせるのが苦手なので、目標を設定するという方法よりも工程を楽しむ施策が自分には必要だと考えています。

いまは昼ごはんがメインで、夜ご飯は食べたり食べなかったりです。運動した日は夜ご飯を食べる傾向にあります。メインは白米です。

ゴールとか方向性

痩せる必要はなく、体重ははっきりいって問題にしていません。ウルトラマラソンを安定して完走できるような、自分をコントロールする力が欲しいと思っています。

スピードとか記録というのは、今の私にとっては害なので、自分の状態を把握して的確な対策が打てて、しかもその工程が楽しいという状況を目指しています。

最終的には、もっと体を絞る必要があるのかもしれませんが、ストイックにやったらNGですし、シックスパックが目標でもありません。

抽象的な言い方をすると、「軽やかでしなやかでタフで、動くこと自体が楽しい」みたいなところを目指しています。ただし、記録を出したいと思っている水泳は速筋なので、どういった食べ物を食べていいのか迷うところなのです。

MEC食

Meet Egg Cheeseの頭文字をとってMEC食ということですが、これが実は日本では非常にやりにくいのです。

まず、お肉ですが、どう考えても日本は放牧向きではありません。つまり、お肉はお高いのです。それに肉であればいいわけではなく、部位も重要です。筋肉の部分だけでは栄養失調になってしまいます。豚バラ肉だけを食べていたのでは当然だめです。そういった食文化(内臓はまだしも脳みそとかを食べる文化)がないので値段の問題だけでなく入手も難しいものです。

卵は日本の場合は良いかと思いますが、問題はチーズです。アジアでは乳糖不耐症の人が多いので(というよりも人類の1/3が突然変異を起こして成人しても乳糖を分解できるようになった)、「チーズはどれだけ食べてもいい」と言い切れるのかは微妙なところです。

太っていて運動もしない人で、しかもお金があれば、これはいいのかもしれないですが、私が試したらなかなかしんどくて、水泳のレース中にエネルギー切れを起こしてしまいました。食材が豊富にあればいいのですが、なかなか難しく、栄養バランスもよくなかったのでしょう。

ただ、動物性の脂質は重要性はわかるので、肉を魚に変えれば少しはいいのかもしれません。

低炭水化物食

炭水化物といえば日本ではお米ですが、欧米では小麦を使ったものになります。だいぶ印象が違うのですが、ごはんとパンを同等に扱ってよいのでしょうか?

少なくとも玄米は栄養価が高く、まるごと蒸しあげているのでしっかり噛む必要があり、食物繊維も豊富です。それに比較的安価です。

ご飯自体をカットすると弊害もありそうなので(代替となる運動に必要なカロリーを摂取するのにお金がかかる、など)、小さな茶碗1杯程度にしておくくらいがいいのではないかと思います。

植物食

植物食にはベジタリアンとかヴィーガンとかありますが、ヴィーガンはもはや生き方なので深掘りしないでおくとして、ウルトラランナーにはヴィーガンが多いそうです。

動物性のタンパク質ではなくて植物性のタンパク質でなんとかするのは、なかなかなものだと思います。豆腐やアボカドなどを工夫して食べているようです・・・が、結構な量が必要なはずなんですよね。

ライスボウル(おにぎり)も携行食として食べるようです。MEC食とは逆をいっていますがこれはこれで成立しているようです。恐らく、ウルトラランナーはひどくカロリーが必要なので、大量に色んな物を摂取するカロリー的な余裕があるのだと思います。

カロリーは目安

歩きと走りでは距離あたり消費カロリーが違います。それなら走るフォームも人によって結構違いますよね?

衝撃を筋肉で吸収するような走り方ならカロリーを消費すると思いますが、衝撃を骨で受けるような走り方の場合は、実は消費カロリーが少なかったりするのではないでしょうか。消費カロリーは誤差の範囲なのでしょうか?

水泳はどうでしょうか? 泳げる人と泳げない人とでは消費カロリーは違うはずです。

消費カロリーはともかく、摂取カロリーのほうが人による違いは顕著です。

腸内細菌の状態によって、同じ食べ物でも吸収率が全然違います。これは極端なビックリ人間の話ですが、土を食べて栄養がとれている人もいます。そもそも「燃やしたときのエネルギー」というのがカロリーですが、その基準も微妙です。消化は燃焼ではありませんので。

おなじ人でも、気分の良し悪しによっても吸収率が違うはずです。いつ食べるかによっても違うはずです。

植物食か雑食かのスタイルは些細なこと

必要な栄養素は決まっています。それをとることが重要なのであって、何からとるのかはそれほど重要ではないと思います。肉ばかり食べていても、栄養がしっかり含まれている部位を食べるのであれば、何も問題ないと考えます。一方で、炭水化物だけを抜いたところで、栄養バランスや摂取カロリーに配慮していなければ、逆効果になることもあります。

結局、いつ、何を、どのくらい食べるのか?

身軽な体を・・・ということで、1回で食べる量はすぐ動けるくらいの量にしておこうと思います。腹八分では多いということになりますね。

炭水化物を主食にすると確かに眠くなる傾向にあるので、比率を減らしてもいいのかもしれません。あと思ったのは、眠くなるだけならば夜はしっかり炭水化物を食べたら、気持よく入眠できるのではないかと。

どうしようかなぁ・・・。

主食はお米でよいかと。肉はホルモン屋さんくらいにしておいて、タンパク質摂取の基本は卵と魚で。野菜は蒸し野菜のサラダとしていただくのが、弁当生活としても現実的です。

つまり、ここ最近のゴージャス(?)弁当路線は変わりません。ただし、量を減らして回数を増やします。

朝ごはんを少しいただくようにします。納豆とご飯と味噌汁みたいな感じでいいかと。昼は、おにぎり一つと2段の弁当箱にお野菜詰める感じで、味の濃いものは必要ありません。おにぎりと野菜スープでもいいのかもしれません。夜は好きなようにしたらいいと思います。私はほっといても太らないので(食べても太らないというわけではなく無意識に調整してしまうのです)、敢えてなにか規制を設ける必要はありません。

要するに「白飯を減らして魚と野菜を食べる。回数を増やして量を減らす。」ということです。
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