台風19号(ハギビス)が首都圏を直撃したものの前回の15号のときよりは最大瞬間風速が弱くて助かりました。最大瞬間風速が50mを超えると超えないとでは、大きな差があります。
風速50mを超えると、飛んじゃいけないものが宙を舞いますし(それが電線を切る)、デブリ(ゴミ)が弾丸となって窓ガラスを割っていきます。
重いものが一瞬でも浮くというのが、摩擦係数というか運動法則的にやばいわけです。地についていたら絶対に動かないようなものが浮いて、それが高速ではなくても移動するということは、とんでもないエネルギーがそこに蓄えられているのです。
それが直接的な被害を与えなくても、例えば50kg級のゴミが散乱していたら、交通機関は麻痺です。救助も脱出もできません。
15号のときは、ガラスが割れそうな風圧がかかって、大変怖い思いをしたので、今回はダンボールを貼っておきました。ガラスの飛散が抑えられるだけで、その後の生活の質が全く変わるのは想像に難くありません。
自分で家を建てることがあったなら、窓にシャッターはほしいなぁと思いました。台風だけでなく、何かと出番はあると思うのです。