状態としては良いとは言えないが、傾向としては良いので、そのまま頑張り続ける必要がある。
それでいったい、なんの状態のことかというと、人生の取り組み方・・・かな?
いやいや、冗談を言っているわけではない。真面目な話である。
人生あと何年あるか分からないけれど、せっかくこのような機会をいただいて、成長の見込みを感じられるのだから、これは魂を成長させるチャンスと考えている。
まだ、筋力や運動能力を伸ばすことはできそうなので、そこはそこで鍛錬を続けるとして、頭のほうもちょっと棚卸しというか、もう一度鍛え直したほうが良いだろうと思っている。
まず、覚えた知識が古いということもあるので、アップデートが必要だ。
それから、これから人の役に立てるようなスキルも身につけていきたい。
「人の役に立つ」というとなにやら高尚なことを考えているように聞こえるが、かんたんに言えば働いて稼げる力ということだ。資産運用などに頼ろうとしないという意味も込めている。
こういうときに、ぜんぜん違うところから引き出しを引っ張り出そうとすると単なる素人からのスタートになるので、仕事でやっていることの近くで、楽しそうだと思えることをやるのが良いと思う。
たとえば、私は10人にも満たない社内の同僚相手にスキルアップセミナーみたいなものをタスクとしてやっているので、もっと説明能力を磨いたり、説明するコンテンツを作ったりする能力を上げるのも良いかもしれない。
あまりツールだよりになって中身がなくなるのは避けたいところだが、ツールを手足のように使えれば、中身に専念できるということもあるので、動画制作ソフトに熟達するというのも勉強の仕方としてありだと思う。
プログラミングもできるので、効率良いテンプレートを作ることができるようになるのも、意外と早いかもしれない。
また、ちょっとしたイラストも描けるので、そういった映像作品に使う統一されたトーンのイラストを描き溜めていくのも一考だ。
夢はこうやって広がっていくのだが、規則正しい生活をして、本業の仕事を安定的にかつ楽しく余裕を持って回せるようにならなければ、本末転倒になりかねない。
つまり、いま、コツコツと色んな分野を勉強したりできるようになるための体力や気力、生活習慣をつけようとしているところなのだ。
こんなの学生のうちに身に着けておけよとも思うのだけれど、そんな素晴らしい学生時代を送った人たちは、いまや成功者の貫禄を漂わせている。
そんな彼らに追いつくことができないからといって、改善していくことをやめる理由にはならない。別に、彼らと勝負をしているわけではないのだ。
自分が前よりも少しでも素晴らしくなっていく方向で努力することは、それだけで尊いと思う。
そんな気持ちをずっと持ちながら棺桶の蓋を閉じたいと思っている。まあ、閉じるのは私ではないので、誰が閉じてくれるのかは独身の今の段階ではさっぱりわからないのだけれど。