実はかなりながいウツの経験がある。今は寛解している。
細かい話は、自分自身の精算がまだ完全には終わっていないので割愛。
話せるところで簡単に言うと、
- ブラック企業を蒸発してやめた
- ひきこもりでネトゲ廃人
- 退職勧告をうける
- 休職
の経験がある。
自炊や水泳、マラソンといったことは、ウツの克服のために始めた。
できること、やれることの模索の結果として、これらをやるようになったので、意識が高いというわけではない。必死だっただけだ。
ウツには完治ではなく、寛解という言葉がよく使われる。再発をしやすいからだ。
寛解すると、人助けと言わんばかりに、同じような状況に陥っている人を助けようとする人が多いように思う。控えめに言っておすすめしない。
ついさっきまで、おぼれていたのに、ボートに乗り込んだからといって、半端な知識で助けようとするとまた海に落ちることになる。
溺れていた人の気持ちは分かるかも知れないが、それで溺れている人を助けられるわけではない。助けるには技術がいるのだ。
今の私にできることは、簡単なアドバイスと、自分の背中を見せることだけ。
お薬をもらうだけの病院ではジリ貧なので、カウンセリングの時間をとってくれるクリニックにかかることをおすすめする。「認知行動療法」と呼ばれるもので、検索してみるとそこそこある。話はそれからである。
私の話をすると、寛解したあと、転職した会社が倒産したり、母が亡くなったりしたが、なんとかやってこれている。
こんなご時勢ではあるが、ジリ貧な感じではないのは本当にありがたいことだと思っている。
家庭を築くことは無理かもしれないが、独身として社会に貢献していこうと思っている。