人それぞれの備蓄のススメ

コロナのせいで、マスクがどうこう、トイレットペーパーがどうこう、その理由はサプライチェーンがどうこう・・・と、ありますが、難しいことはよくわかりません。とりあえず、大局を見て、無理のない範囲で備えをしておこうというお話です。

一般論であれば、厚生労働省ホームページでもみてください。

ここでは、呑兵衛の自炊独身おじさんが考える備蓄の話になりますので、それ以外の人は、笑い話の一つとして見てくださいませ。

何に備えるのか?

食糧危機

一番は食糧危機だと思っています。これは長く続きます。

コロナによるサプライチェーンの崩壊(特に国外)や需要供給のバランスということもありますが、蝗害の問題もあります。日本は特に飼料を輸入に依存しており、家畜が飢えることによって食肉の供給ができなくなる恐れがあります。

よく日本の自給率が話題にのぼりますが、これを個人がどうこうしようとしても難しいところはあります。家庭菜園を作るだとか、そのための準備として道具を揃えたり勉強をしておくとか、そのくらいしかできないのではないでしょうか。

備蓄をしたとしてもせいぜい1年が限界で、一生分を蓄えることなんてできません。やはり持続可能な何かを見つけなくてはいけないでしょう。

天変地異

「天変地異」という言い方は人を選ぶのかもしれませんが、この21世紀において、ライフラインが長期間使えなくなる天災は、天変地異といって過言ではないでしょう(そこには同規模の人災も含めたいと思っています)。

電気・ガス・水道が止まると仮定して備蓄をしたほうが良いと思われます。少しであったとしても備蓄があるだけで考える余裕ができます。

ガスは揺れによって自動的に止まるものの、ガス自体の供給がなくなるということは経験したことがなかったのですが、都市ガスの復旧がライフラインの中では一番時間がかかるようです。

考えてみれば、燃える気体を圧力かけて供給しているのですから、さもありなんです。電気みたいに迂回できたり、水道みたいに多少の亀裂でも圧力で入り込みはしないのでロスはあれどなんとか・・・みたいなことにはならないわけです。

経済危機

資産運用については「貧乏だから知らんがな」としかいいようがありません。

色々経済という名のマジック(仮想通貨とか)を弄されることもありましょうが、結局「ご飯が食べられて子孫が残せなければ次がない」というのが真実ですので、もしかすると米をストックしておくのが正しいのかもしれません。

あるいは、嗜好品は馬鹿みたいに値があがることが推察されるので、たとえばお酒が大好きな人やコーヒー・紅茶が大好きな人は、備蓄しておくのも精神衛生上良いのではないかと思います。

逆に言うと、そういうものが作れる人になるのもいいのかもしれません。

いくら「原始時代にもどりました」と言われても、一度経験した嗜好品の快楽にはなかなか抗えないのが人という罪深い生き物なのです。

何を備えるのか?

食糧危機

米とか醤油とか味噌とか、そういった穀物類と基本調味料を厚めにストックしています。

そもそも自炊おじさんなので、いつも使っているもののストックが多めになっているだけです。

私は、パンを焼いたり、土鍋でご飯を炊いたり、ぬか漬けを漬けたり、燻製を作ったり、毎日お弁当を持っていくような人なので、保存食は缶詰程度です。タンパク源は結構心配しているので、動物性タンパク質の缶詰はいっぱいあります。

カップ麺はそもそも殆ど食べないのでストックしていません。ラーメンを食べたかったら「春よ恋」(北海道産小麦粉)を買ってあるし、麺を作ればいいんじゃないですかね?(適当)

私自身はあまりパン食を好まないのですが、父が好きなようなので、日本からパンが消えてしまったときのために作れるようにしてあります。あと、米粉を使ったパンの調理法のチャレンジもしています。

家族だと、年代別に必要な栄養バランスが違ったり、嗜好が違ったりといろいろ大変だと思います。これは家族会議したほうがいいんじゃないですかね?

天変地異

まずは水です。

とりあえず36Lの天然水を用意しました(2L×9本×2箱)。そして、トイレの排水用にお風呂の水は入る前に抜いて、すぐに入れるようにしています。

じつはこのお風呂の汲み置きが重要で、給水車は回ってきますが、流せればOKの水は実は量が必要なのです。少し汚れていても皿洗いには使えます。すすぎだけ飲料水を使えばいいのです。

そうはいっても、洗う水ももったいないので、食事を盛り付けるお皿にラップを貼るのがオススメです。ラップを買い置きしておきましょう。

飲料水よりもこのお風呂の汲み置きが健康で文化的な生活をおくるためには必要だと思っています。買い占めにもならず、心がけ一つですので、ぜひ、実践していただければと思います。

ウン○を流すのにどのくらいの紙と水を必要とするのか・・・。人とは業が深いものですが、ぼっとん時代には戻れても、それより前にはなかなか戻れません。トイレまでお風呂の水を運ぶ必要もありますので、トイレとお風呂が離れている家にお住まいの方は、大きなペットボトルを捨てずにとっておくと良いでしょう。

次はカセットコンロとガスボンベです。

都市ガスは復旧に時間がかかるライフラインで、一度落ちたら復旧には最低1週間はかかるものらしいのです。先に電気が回復することが多いので、電気調理器もあると捗るかもしれませんが、電気が落ちることによってガスが使えないということも現在の住宅では多いので、備蓄のためだけに電気調理器を持っておくのはコストが高すぎると思います。

カセットコンロとガスボンベの規格は、阪神淡路大震災以降統一されましたので、細かいことを考えずにストックして大丈夫です。

あとは、電池と灯りを用意しておきましょう。本当に真っ暗な家の中は心細いだけでなく、なかなか歩けるものではありません。

経済危機

私の場合、必要なストックは間違いなくお酒ですね。大量のお酒を必要とします。

「こんなのやってられっか!もう今日はパーッと風呂で汗流して、イッパイ引っ掛けて、スッキリして寝る!」

そんな「イッパイ」が1杯ではなく「たくさん」な私です。アルコール度数25度の4Lの焼酎が3週間くらいで消えるのです。

この「アルコール度数25度の4Lの焼酎」が今はだいたい4000円しないのですが、経済危機になったらどうでしょう。

そもそもお酒は税金かけまくりの嗜好品です。子どもにとってはなくても死なないものですよ。しかも中毒性はなかなかに高いものです。そうなると経済危機では値段バクアゲ間違いなしです。値段が10倍になることは想像にかたくありません。100倍だってありえます。

呑兵衛さんはしっかり溜め込んでおきましょう・・・とは、健康面と手の出しやすさからいいづらいのですが・・・。

ただ、そもそも今まで4Lのプラボトル(×n本)をマンスリーでカラにしているのなら、ストックが追加されても飲み方が変わるとも思えません。飲んでいることで生活が荒れていない呑兵衛さんなのであれば、お酒こそストックしておくのが大事だと思います。

お酒の値段は今から絶対にあがります。今のうちにストックして、危機がきたらなめて楽しみましょう。そしてやめていきましょう・・・(そんな日が来ないことを祈りたくもありますが)。

どうやって備蓄していくのか?

食糧危機

私の場合は食品乾燥機を購入しました。

大量に野菜や肉が手に入ったときに、乾燥野菜や乾燥肉にして日持ちさせるのです。供給自体はできませんが、無駄をなくす良い方法の一つだと思っています。

それに付随してフリーザーバッグもたくさん買いました。乾燥させたら密封しないといけません。少しずつストック量をふやし、料理のレシピも色々試しています。収穫期に保存食を作るという2世代前くらいの食文化を地で行こうというわけです。

穀物類は保存が効くので、まずは一発多めに蓄えておいて、常温保存の厳しいものはじわりじわりと増やす作戦です。

天変地異

カセットコンロとガスボンベはさておき、水はずっと置いておくこともできません。できないこともないですが、不安になります。水もガツンと備蓄したらローテーションが必要だと思います。

でも、水道水で十分な私としては、水をローテーションする機会がありません。そこでちょっと考えました。

一番現実的なのは、水出しのお茶を作ることです。2Lのペットボトルの中に、水出しできるティーバッグを投下するのです。こうすることで「美味しいお茶(緑茶・紅茶・烏龍茶・麦茶など)」ができます。

これは普通に飲むこともできますが、呑兵衛だと上質の割材になります。呑兵衛はお酒に関わる「上質」には、ちょっとお金を出すものなのです。

経済危機

マネーを蓄える・・・というよりも借金を減らしておいたほうがいいのは間違いが無いことだと思います。なんといっても私は貧乏ですから、蓄えられていないのです。

お金がある人はキャッシュ化しておくのもいいのかもしれません。では、どうするかというと、呑兵衛の私がやることは一つです。

「酒蔵を作る!」

とまではいいませんが、自分が絶対にこれから飲む分くらいのお酒を今のうちにストックしておくことは悪いことではないように思います。

できれば水以上にストックしたいと思っています。つまり・・・36L以上、ですよね。

蓄えは時間稼ぎ

ちらりと書きましたが、どんなに蓄えても足りるものではありません。単なる一時しのぎというと聞こえは悪いですが、パニックにならない程度の蓄えはあって良いでしょう。

世界がどうなっていくのかわかりませんが、最終的にはその世界で生きていくしかないのです。蓄えはその腹を決めるための猶予ともいえます。

必死になって蓄えたとしても、人はいつかは死んでいくものですし、あまり大量には抱え込まないほうが良いでしょう。抱え込んだ備蓄がかえって重荷になります。死ぬときに「あんなに備蓄したのになぁ」と思うようではやりすぎです。

どんなときでも「なるようになると」からりとしているのが一番いいのですが、そうはいってもある程度健康で文化的な生活を送りたいと思うものです。人に迷惑をかけない範囲で蓄えをし、気持ちの上で備えておくことが大切だと思います。

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