マスターズスイミングのはじめかた

縁あって、マスターズスイミングをいつの間にか始めていた私ですが、一人で始めようとすると参入障壁が結構あることに気がつき、紹介をしようとこうして筆を取った次第です。

フィットネスクラブに入る

やはり、プールがあってマスターズのチームがあるフィットネスクラブに入るのが一番の近道です。

実は、マスターズ登録は個人ですることはできません。登録するには3人以上のチームを組んで申請しなくてはいけないのです。

また、規模が大きくなってくるとチームから審査員を出したりする義務もありますので、ライトに楽しむのであれば、まずはフィットネスクラブからです。

フィットネスクラブには会員ならば無料で参加できる水泳のプログラムがありますので、気になったら参加してみましょう。

大概、プログラムの始まる時間に集まれば参加できると思いますが、詳しくは施設に問い合わせてください。

道具を用意する

プールではスイミングキャップが必須です。ゴーグル・水着・キャップ、そしてセームを用意しましょう。また、長く泳ぐようになるとゴーグルの曇りどめも必要になってきます。

競泳道具は知られたメーカーのものを使うのが王道です。ナイキは競泳では聞かないので、控えましょう。

おすすめは、アリーナ、ミズノ、スピード、アシックス、jaked(ジャケッド)あたりでしょうか。

ゴーグル

初心者にはラバーカップがついているものがおすすめです。ゴムが付いていないのはレース向けで、視界が狭くなかなか肩が凝ります。

価格はどんなに安くても千円以上のものを買ったほうが良いと思います。

このあたりがかっこよくて使い勝手がいいです。

水着

なにかと大きいサイズを買ってしまうのが初心者ですが、すごくダサいので、小さくてキツイものを買いましょう。私は170.4cmの61kgで、サイズはSです。

また、レース用の水着は伸縮性が低く、異常にキツく、また耐久性がありません。そしてなんといっても高いです。

日々の練習に使うのはローレングスのボクサーパンツっぽい水着がおすすめです。履きやすく、塩素に対する耐久性もあります。

これだけで練習に励むマスターズスイマー感がでます。

なお、くれぐれも洗濯はしないように。手洗い、水洗い、陰干し、です。

キャップ

シリコンだと結構頭が暑くなるので、練習で使うのならばメッシュが気持ち良いです。

セーム

スポンジっぽい、水泳をやらない人からすると新しい触感の素材のタオルです。でも、30年前にもあったので、そんな新素材というほどのものでもありません。

大判は意外と使いにくいので、小さいものを選んでおけば間違いありません。

こちらも、水着同様、手洗い、水洗い、陰干し、です。

練習に参加する

ビギナー向けからタイムを狙うガチンコ勢向けのプログラムが用意されています。

何度も同じプログラムに参加していると馴染みもできてくるでしょう。そういうのが大事なのです。

マスターズ登録をする

参加しているフィットネスクラブのグループだけの内輪の大会もありますが、やはりレースに出るのならマスターズ登録は外せません。

マスターズチームがあるフィットネスクラブなら受付で対応してくれます。

入会するときにマスターズチームがあるかどうかを確認しておくと安心です。(コナミスポーツクラブでも支店によってはなかったりします。)

レースに参加する

だいたい、現地集合現地解散みたいなことが多いと思います。

エントリーはフィットネスクラブの受付でやってくれますが、フィットネスクラブで取りまとめてから郵送で送る関係で、エントリーできる期間が非常に短いことが多いです。

2~3ヶ月先の大会の受付期間が一週間なんていうこともありました。

どこで告知されているのかを店舗に問い合わせるか、マスターズスイミングのプログラムに参加しているとコーチが教えてくれるでしょう。

だいたい1日2レースまでが限度で、1レース2千~4千円程度、距離が長いほど値段が高くなる傾向があります。

年齢区分は5歳刻みで、各区分で日本記録・世界記録があります。高齢になってくると記録更新のチャンスが増えてくるというのも魅力です。

最後に

マスターズスイミングといえば、施設の利用費を考えるとなかなか高尚な趣味といえるかもしれませんが、ゴルフと違って結構身近にハードに楽しめるスポーツです。

その分、歳を重ねてもマスターズスイミングを楽しんでいる方は、色々成功しているようにも見えます。(健康だけでなく、人間関係や経済的に)

人脈作り、というわけではありませんが、生きていく上で良い影響を貰えそうな仲間が増えるのも魅力です。

ぜひ、みなさんも、マスターズスイミングを!

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