一体どんな体になりたいのか?もう一度、自分に問い直したい。
実はマラソンを速く走りたいわけではない。
もちろん、スピードは欲しい。でもそれは、ウルトラマラソンの制限時間に間に合うスピードだ。ウルトラマラソンの制限時間に収まるには、フルマラソンでサブ4くらいの走力が必要とされている。サブ4が出せれば、あとはタイムには興味はない。
では、なにに興味があるのか?
もう一つの以前からやっている趣味である競泳で100m自由形で1分切りをしたいのである。
これはマラソンよりも身体的な能力限界が若年にあるので、年齢を重ねるにつれて達成が厳しいものとなる。ここ2・3年で本気で練習して達成できなければ、生涯達成できないだろう。
こう考えると、私の体づくりのプライオリティは競泳にある。
28年前の長水路のベストが1分1秒77だったと思う。当時よりも泳ぐテクニックがあがったとしても、最低限の筋力として当時の筋力はないとつらいだろう。
当時も痩身であったが、肩の筋肉や力こぶの筋肉は割れていた。シックスパックがバキバキだった記憶はないが、腰のあたりの斜め下に切れ込んでいく筋肉は発達していた。
高校の頃は走るのは好きではなかったので、足腰に関しては、当時よりも今のほうがしっかりしているだろう。
上体を鍛える手っ取り早い方法は、やはり筋トレである。ドライランドである。
高校のときによくやっていたメニューをベースにキッチリやっていけば、当時の筋力は取り戻せるだろう。
特別なことはなく、腕立て(手をつく幅をかえた三種)とクランチと背筋と箱おし(多分、ディップスに近い)と足上げ腹筋をやっていたくらいだ。高校のときはプール練習がメインで、ドライランドは週一だったが、いまは逆にしたほうが効率がいいと思う。
間違えてはいけないのは、筋肉を大きくするのが目的ではなく、強い推進力を生むことが目的であるということだ。スムーズで柔らかい動きができることが重要だし、同じ出力なら細いほうがよい。あと、瞬間の最大出力ではなく、繰り返しの運動を1分持続することを求められる。ゆくゆくは400m自由形で強くなりたいので、5分くらい安定した出力が出せる筋肉が欲しい。
これを踏まえると、重いものをゆっくりではなく、比較的速い動きで30回ワンセットを5セットというような鍛え方のほうが、必要な筋力を得られやすいと思う。
このタイプの筋トレは、筋肥大を狙っていないので、参考にするデータが得られにくい。
週3くらいではちょっと少ない気がするし、毎日では多すぎる。それに、負荷の設定や回数も、そのときの筋力や疲労状態によって変えていく必要があるだろう。
もしかして、バーピージャンプがいいのではないだろうか。
朝にベランダでやれば、振動などの問題も少ないし・・・いいかも。
「筋持久力」をキーワードにもう少し調べてみようと思う。