デスクワークの生産性をあげる

休職中ではありますが、のんべんだらりと生活していたのでは社会復帰は難しいと思います。デスクワークに耐えられるような頭と体のスタミナをつけることは、確かな自信となると思いますので、備忘録として書き留めておくことにします。

ストップウォッチを使う

自分の稼働の監視のために使います。稼働を正確に計測することによって作業の見積りの精度が上がります(拘束時間に対してどのくらいの作業時間があるのかも分かるようになります)。また「今からこの作業をするための時間」というふうに区切ることになるので、さぼってネットサーフィンをすることも防げます。
デスクワークですから目の前にパソコンはあるので、Webアプリを使ったりできるわけですが、不意に話しかけられたり電話を受けたりすることがあり、操作の上では独立したガジェットとして持っていたほうが何かと便利です。

工数が分かるようにする

測ったら当然メモをしておくわけですが、このとき日付と該当作業が分かるようにしておきます。該当作業は細かくつける必要はないですが、稼働管理や工数見積りの役に立つような書き方をします。

2013/12/04
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「なんたらプロジェクト/Flash実装」(0:50, 1:35)
「ほげほげプロジェクト/デザイン修正対応」(0:15)
「ほげほげプロジェクト/社内Mtg」(0:30)

みたいな感じです。あとで足し合わせれば工数が出せます。

とにかくデスクに張り付く

子どもの勉強習慣と同じです。まずは席について作業をするということを習慣にします。ただ、ゲームをしはじめてしまうと、そこから作業に移行するなんてことはあまりできなくなるので、作業をある程度して今日はもう終わりにしようと思ったらゲームをするという感じにしたほうがいいと思います。
また、無音で集中できるのが最善だとは思いますが、準備運動的に作業BGMを流すのはいいと思います。できれば時勢が知れるのでニュースがいいのですが、見当たらないのでradiko.jpでNIKKEI第一(マーケット情報)とか放送大学を聞いています。裏でちょっと鳴っているくらいが私には丁度いいです。

付箋を活用

作業をしているさなかに別件のアイディアがちょっと浮かぶことがあります。こんなときにわざわざファイルを開くのは億劫ですが、書き留めておかないと忘れることができないのでなんだかモヤモヤしてしまいます。気になることがあった場合はすかさず付箋にメモをしてその辺に貼り付けて忘れてしまいます。キリがよいところで付箋を見直すようにすると効率が良いです。

サーキットとインターバル

筋力トレーニングと同じように考えて、サーキットとインターバルを組み合わせます。
サーキットトレーニングとは、色んな部位のトレーニングを組み合わせて何セットもやる方法です。作業も同じものばかりやっていると効率やモチベーションが下がってくる傾向にあるので、Webデザインをある程度やったら今度は画像加工をやったり、あるいはそういった仕事がないのであれば、プログラミングの勉強を15分挟んだりします。仕事の間に自分の勉強を挟むくらいの余裕は欲しいものです。
インターバルトレーニングとはタイムサイクルを決めて、トレーニングと休憩でワンセットにする方法です。水泳ではインターバル100m×5本2分サークルというように設定し、100mを2分以内で戻ってきて次の2分後のスタートまでは休めます。つまり、早く帰ってくれば長く休めることになります。作業ではそんなに厳密に計画的に時間を決めることはできないかもしれませんが、「この時間までにこの作業をやってそれより前に終わったら、その時間まで休憩」のようにすると、自分の作業工数の見積りの精度がだんだん上がってきます。

休憩をためらわない

はじめのうちはがっつり集中をすることなんてできません。だれてくる前に休憩をとるようにします。休憩中はネットサーフィンなどはせずに、席を立って歩きまわったり、伸びをしたり、トイレに行って顔を洗ったり、ちょっと外気にあたったりと体に刺激を与えて血の巡りを良くするようにします。また、はじめから飛ばし過ぎると1日の終わりのほうで息切れをします。筋力とちがって脳力のほうは分かりにくいので、筋力以上に今のレベルを注意深く確認しながら予定を組む必要があります。

仮眠を有効活用

仮眠は脳を休めるためにやるのであって体を休めてはいけないそうです。体を休めてしまうと仮眠が熟睡に変わってしまって寝起きが非常に悪くなるとのことです。推奨されているのは座った状態で(机につっぷしたりしないで)寝る方法です。いわゆる、電車でうたた寝する感じです。仮眠の前にコーヒーを一杯飲んでおくと、ちょうどカフェインが効くあたりが30分後くらいらしく、スッキリ仮眠から戻れるようです。
仮眠については私自身が失敗しまくりで調べたところなので、かなり伝聞調になっています。ご容赦ください。

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