私の泳ぎの課題

飛び込み
グラブスタートのほうが得意だが、物理法則から言えば、クラウチング一択。身長を考えると、大型選手のように後ろ荷重から低い姿勢で重心移動させる必要はなく、前荷重でスパンと出てしまったほうが良いらしい。
ただし、ここに囚われすぎて、足をちゃんと跳ね上げて着水時に両足が閉じた状態で入り、すぐにストリームラインを 作るところがおろそかになっている気がする。上に飛んではいけないものの、足がふわりと浮かなければ綺麗な入水は難しい。感覚的には10度くらい上に飛ぶくらいの気持ちで・・・と考えると後ろ荷重のほうが良いかもしれない。
当面のところは、クラウチングは練習をする機会ができたらしっかりやるとして、今はグラブで着水後に直ちにストリームラインを作ることを考えたほうが早くなると思われる。
後ろ荷重のクラウチングスタートはきっと、階段を降りるときにタタンタタンって降りているところからジャンプしていく飛び出しににているんじゃないかなーと妄想している。

ターン
実は手が前にないとターンができず、頭からつっこんでくるっと回るのが苦手。どう泳いでいるのかというと、両手が前に揃った状態で右手で前回り受身の姿勢をとっている感じ。まあ左手はなくても平気で、右肘と頭が同一線上に並び、肘から先は頭の前で曲がっているというとんでもない形で入る(前回り受け身だしw)。意外と手の形がどうであっても割とねじ込めるので結構気に入っているのだけど、大きな抵抗なんかが見えたり感じたりしたら改善を考える。 イメージとしては水流を全部右の手先から肘、肩を通してひねりを入れている感じで、上体が捻れているので下半身がついていく感じ。

ロングディスタンス
中距離練習は基礎体力を養う上で実は重要かもしれない。400mキック、400mプル2本、というのを大会調整前のW-upでよくやっていたが、特にキックはこれを始めたことによって全然つらなくなった。いくら緩い泳ぎであっても、大きな負荷がかかる筋肉があるわけで、そこは体幹(ストリームラインの維持)と直結しているので、楽にある程度早く泳ぐ練習は良いのではないかと思った次第(つまり間違ってなかった)。 ゆっくり泳ぐ日っていうのでも2000m一気に泳ぐとかしていたので、これはこれで大変よい練習だ。この手の練習は自主練に非常に向いているので、自主練ではこういう傾向でやった方がいいかもしれない。

スプリント
100mまではなんといっても速筋が大切である。その大きな筋肉は持ち合わせていないので、これは高い負荷を瞬間的にかける練習が必要となる。ただし、水の中では水がしっかり掴みきれてないと負荷もかからないので、フォームが良くなってから初めてスプリント的な筋トレになるといえるのではないかと思う。そこで、逆に陸トレで使わなくてはいけない部位をしっかり追い込んで、ダッシュの時にその筋肉痛が聞いてくるかどうかでフォームの矯正と筋力アップを両立させてしまおうと思っている。ただし、陸上ではインパクトが大きいので、怪我には注意。始めは自重運動からだんだん負荷を上げるようにしたほうがいいし、違和感を感じる前にやめたほうがいい。

ダウン
私はダウンの効用をちょっと甘く見ていた節があったのだけど、がっつりやったときほどしっかりダウンをしておかないと疲れを残すらしい。練習終わった直後にダウンとかはちょっと練習の延長線上になって効果が薄いかもしれませんが、一息・・・そう2~3分くらいでしょうか。時間が空いたときに乳酸がたまるというか(実は乳酸は疲労物質ではなく、疲労が溜まったところにでてくる疲労回復物質です)、 脈拍が落ちたときにずずずーんと身体が重くなるので、そこでもう一発軽く泳いで、固まりかかった身体をすーっと伸ばしてあげることによっていわゆるアクティブレストに近い感じになるのだと思う。一日に何本もレースをする海外の選手はこのあたりがしっかりケアされているようなので、見習おう。

導きだされるメニュー
キック400 cho
プル400×2 cho
IM400×2
50×10 1′ (前半5本40″/後半5本35″)
Easy 100
100×10 2’(前半5本1’25″/後半5本1’20″)
rest90″
ダウン400
トータル 4000m

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