睡眠は想像以上に人の生きざまに直結していた

9月から古巣に再就職が決まり、再び9時半出社が義務付けられるようになりました。もうすぐふたつき経ちますが、電車遅れによる「遅延」はあるものの「遅刻」がない状態が続いています。

体調不良というか不定愁訴の勤怠の劣等生だった私からすれば、大変な成果です。でも、これは凄まじいPDCAを回した努力の賜物ではあるのです。たまたまうまくいっているというわけではありません。

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睡眠の重要性に気がついた

8月までは生活サイクルはぐちゃぐちゃだったと言っても良い状態でした。8月末は開き直って、生活リズムを作るよりも、とにかくたっぷり眠りたいだけ眠ることにしました。要は「睡眠が足りていれば多少の無理は効くだろう」という考えです。

結果として、これが吉と出ました。

生活リズムを作ろうというときに、寝る時間と起きる時間を設定してそれに合わせるようにしていたのですが、そもそもその設定が私に合っていなかったようです。

想定していた睡眠時間は7時間半でしたが、どうしても昼間に眠くなったり、朝に起きれなかったりしていてリズムがつかめなかったのです。眠気に全敗するタイプなのと失業して仕事がなかったので、とにかく構わず寝ていました。

実はこのあいだの睡眠の記録はつけていました。もっというと、睡眠時間の記録は2016年11月からつけています。

仕事を持っていたときのだいたいの睡眠時間は1日7時間半くらいだったのですが、思う存分寝るようになったら1日の平均睡眠時間が8時間半を超えるようになりました。

想定していた必要な睡眠時間と随分と違います

このこと(どうやら私は8時間半寝ないとだめらしい)を人に話したら、腹を抱えて笑われました。「私は眠すぎの異常な体質なのだろうか」と、不安になった私は、専門家の意見を知ろうと、睡眠に関する本を3冊買って読みふけりました。

8時間半の睡眠時間は正常

睡眠時間が年々減ってきている先進国の中でも日本は特に睡眠時間が短いようですが、世界を見渡せばイタリアあたりでも「平均が」8時間程度ですし、オランダでは「平均が」8時間半程度あるようです。

つまり、8時間半の睡眠はロングスリーパーでもなんでもなく、人として「標準」の枠に収まる睡眠時間なのです。少なくとも笑いながら指をさされて「そんなのおかしい」と言われるような生活習慣ではないことが分かりました。

周囲の反応に疑問を持ったら、文献や資料をあたって、客観性の高い情報を得ることが重要であることも分かりました。

食事よりも運動よりも睡眠らしい

昔、クルマのCMで「クウネルアソブ」みたいなキャッチコピーがありましたが、書籍を読むまでは、食事と睡眠と運動は3本の柱のように考えていました。でも、そうではないようです。

睡眠不足に陥ると、食事量が増え、しかも炭水化物の割合が増えるようです。しかも、睡眠不足になると体が脂肪を手放そうとしないらしいのです。

そして、賢明な読者諸君らは感づいたかもしれませんが、睡眠不足によって脂肪を手放さなくなるということは、運動をして体重を減らそうとしても、脂肪は減っていかないということなのです。つまり、体重は減ってもカタボる(筋肉が減る)ということです。

睡眠不足なら食事に気を使おうがどんな運動をしようが、あまり意味がないというわけです。それはまるで、ホコリまみれの床にワックスをかけるようなものなのかもしれません。

エビデンス

この本がすべてを語ってくれています。ライフハックではなく、完全に睡眠の大切さを啓蒙する本です。

寝るときにアルコールが少しでも残っていると睡眠の質に良からぬ影響があるとか(愕然)、カフェインの半減期とか、免疫のこと、記憶力のこと、問題解決能力のこと、創造力のこと、疲労回復する唯一の方法が睡眠であること、そして睡眠不足はあとからでは返すことのできない負債を抱えることなど、入ってくる情報が結構ショッキングで、他の睡眠本とは一線を画します(もちろん、他の睡眠本と重複するようなエビデンスもあります)。

最後に

私が考えていたよりも睡眠はずっとずっと大切なものであり、「何をおいてもまずは寝る」という気持ちになっています。

睡眠の質は大切ではありますが、質を確保することで量を補えるということではなく、7時間程度寝ることがまずは最低条件です。

毎日8時間寝て、その質を高めることができたなら、日中のパフォーマンスがどれほど著しく向上するのか計り知れません。

「本当は誰にも教えたくない」という気持ちもありますが、人というものは勧められても価値が分かるものではないので、そんなケチくさいことをしなくても心配すること(みんなが素晴らしくなってしまって相対的に自分が駄目になったらどうしようなんて思う必要)はありません。「いいものはいい」と声高に叫んでスッキリしたほうが健全です。

それに、周りが素晴らしくなるなら、その素晴らしさのおこぼれに預かることができるかもしれません。

みなさんも「これいいぜ?」ということがありましたら私にも教えていただけませんか?

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