昼日記「身の振り方」

就職において、QOLも重要だと考えています。

何を言いたいのかというと、「1フリ1分を切る」(100m自由形で1分を切る)というこの先2年くらいでしか達成することのできない目標を実現できる環境というのも重要視したいということです。

「なぜ、1フリ1分にこだわっているのか?」ということは別のエントリーでも述べましたが改めてお話します。

この「1フリ1分」というものには、「高校時代の努力不足」と「大学時代の進路不明瞭」と「中年の不定愁訴」が大きく関わっていて、まるで人生の課題を数値化したようなものなのです。

つまり、やり残した宿題の達成を確認する上で、もっとも本質に近く、そして効果測定しやすいものなのです。

この「1フリ1分」を実現するには、恐らくあと2年が限界だと思います。タイムを維持するだけならまだしも、上昇曲線を描いていかなくてはいけないので、45歳で達成できなければこの人生ではもう無理だと言っても過言ではないでしょう。

この「1フリ1分」を基準に今後2年程度の方針を考えたいと思います。

ちなみに、この40歳代で「1フリ1分を切る」というのは、フルマラソンで言えばサブ3を達成するのに近いことだと思います。(ちなみに60歳代で1フリ1分を達成したらおよそ日本記録です。)

※つまり、50歳代で1フリ1分を切れるのなら、それは本がかけるということです。

半端な努力では成し遂げられません。宿題もここまで大きくなってしまいました。

労働環境の基準は何か?

就職するのか自営業になるのかは分かりませんので、とりあえず労働環境としています。

まず、トレーニングができる時間がなくては困ります。長時間労働やクライアントのさじ加減一つで残業や休日出勤が発生するようでは、安定したトレーニングを行うことはできません。また、通勤時間が長すぎないこと(そして、つらすぎないこと)も重要です。

それから、食事の環境です。

昼食などはほとんどお弁当を持っていくことになると思いますが、そもそもお弁当を食べられる環境が無いことには話になりません。また、昼休みの時間が決まっているとパフォーマンスが著しく落ちるのでそれも困ります。

できれば職場のそばにトレーニング施設があると捗ります。少しの休憩時間で、例えばタバタプロトコルができる場所があれば、競技に必要な高速持久力を鍛えることができます。

あとは、大変申し訳無いのですが、非常な勉強を強いられないことが大切です。

環境に慣れるのには多少時間がかかりますが、それは勤務時間内の話です。それ以外に時間外で研鑽を積まないと仕事についていけないということだと、多少年収が高くても今の私にはデメリットが大きいと考えます。

まとめると、時間の融通がある程度効いて、休憩が取りやすいということになるでしょうか。

雇用者側からすれば、仕事に命をかけてほしいとかいうこともあるのかもしれません。

ただ、それには「命をかける価値のあるもの」という誇りをご自身でも持っていてはじめて口にできることだと思っていますし、労働に対する距離のとり方や考え方は、その人やその時期によっても変わってきてしかるべきものだと思います。

申し訳ない気持ちも少しありますが、2年程度はこのスタンスでいきたいと思います。

※こうなると、前々職への復帰も視野に入ってきます。

いかなる準備をするべきか?

ポートフォリオを用意するとかそういうこともありましょうが、つてで入社するのであれば、そのあたりはあまり重要ではないのかもしれません。

一番大切なのは、「規則正しい生活を楽にこなせる能力」なのかもしれません。

トレーニングをするにしても、会社で勤めるにしても、不定愁訴があっては効率が悪いですし、病気になるかもしれません。

これは、「体力がある」ということだけでは不十分で、自分の体力やメンタルの限界を把握しており、そのケアの方法を知っているということが重要です。

なので、今の私がしなくてはいけない準備は

  1. 毎日朝7時に起きて
  2. 8時に家を出て(もしくは出れる準備ができていて)
  3. 往復3時間程度の通勤と9時間程度のデスクワークをこなし
  4. ポイント練習を含んだ1時間程度の運動

をこなせるだけの知恵と体力と気力を養うことです。

上の項目をそのまま解釈すると、1日8時間寝るとして、7時起床23時就寝となるので、起きている時間は16時間。会社に取られる時間が12時間なので、自宅やジムで使える時間は4時間となり、ここから朝晩の食事(お弁当作り)や入浴や運動を捻出する必要があります。

これはかなりの無理ゲーと言わざるを得ません。せめて通勤時間を短くしたいところです。

お弁当は土日のどちらかに作り置きをして、料理動画も土日のどちらかで作り溜めということになるでしょう。アニメは作業をしながらじゃないと見れないかもしれません。あるいは土日にまとめてみることになるのでしょうか。しかし、土日ではまとまった時間が取れることを使った練習をしたいところですし、レースやイベントも土日に集中します。

こうしてみると、かなり時間を意識した動き方が必要です。

仕事でヘトヘトになってもキッチリ運動するという意識も必要です。そもそも、仕事でヘトヘトにならない頭脳やスキルを持つ必要があるのかもしれません。

明日からどうするのか?

まず、7時に起きるのは当然のこととして、「8時までに出かける準備」までをします。

明日は土曜ですが、平日であっても、わざわざ通勤ラッシュに飛び込む必要はないので、8時から自宅でトレーニングをします。通勤の代わりです。きっと通勤するようになれば「あのタバタプロトコルよりマシ」と思うかもしれません(笑)。

そのあと9時半から18時半は会社での作業を想定したデスクワークです。(もっとも、明日と明後日は事務所にPCを取りに行くので、帰ってくるのは昼下がりとなると思います。)

あるいは、この失業時期の特別メニューとして10時からジムで汗を流しておくのも良いかと思います。その場合でも14時頃から18時半までデスクワークをしましょう。

まとまった時間にデスクワークをする習慣を思い出しておかないと、恐らく、実際に拘束されたときに発狂しそうになります(笑)。もちろん、1時間毎くらいに休憩を入れて、疲労をためないように工夫するスキルも磨いておきます。

18時半で終業したら、今度はトレーニングです。退勤の想定というよりも、このデスクワークを終わらせた後にしっかりトレーニングをするという習慣をつける意味のほうが大きいです。

最後に

会社づとめを始めたときにうまくやれるようにする準備ではありますが、そもそも今は質の高いトレーニングができる貴重な時期でもあるので、わざわざ人混みに入って疲労して、生活のクオリティを下げにいくことよりも、充実した一日を送れるよう心がけることが大切だと思います。

毎日、自分に1フリ1分の意味を問うて、気合いを入れ直していきたいと思います。

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