夜日記「心技体」

ホッピーの入れ物に入っていますが、これは麦茶です。今日のやることを全部やってから飲むのです。

さて、本題です。

武術とか武道とかで「心技体」が充実していることが大事というような話をききます。水泳やジョギングやあるいは人生・・・とまでいうと話が大きくなってしまうので、日常生活あたりにとどめておいて、そういったことにも適用していくと、バランスが良くなるのではないかと考えました。

やはり、モチベーションではないでしょうか。やる気に満ちていることが大切だと思います。

でも、やる気とは一体どういうことなのでしょうか?どうやったら出るのでしょうか?どうやったら向上心が生まれるのでしょうか?

多分、まず前提として、好きであることだと思います。日常生活であれば、感謝ということになるのでしょうか。好意をもっていて愛しているということなのだと思います。

悲壮な覚悟とかでは続きません。楽しくありません。生き地獄です。

好きであること、感謝していること、楽しいこと。そういうのが私の考える「心」です。

いわゆるスキルということでしょうか。

技術については「守破離」という言葉があります。型を守って、破って、離れていくということです。

この「型を守る」というのが大事で、型をおさめてからでなければ「かたなし」であって「型破り」ではないといいます。

つまり、ルーティンというか基本の反復練習を日々積み重ねていくことが大事なわけです。

英単語を覚えることなくして英語は話せませんし、泳がずして泳ぎは速くなりません(まさに畳の水練)。

「量が十分ではない」とか「時間がかけられない」とかあったとしても、何もやらなければ止まってしまいますが、何か続けることで維持はできなくても、劣化速度が抑えられたりします。

中途半端でも、やったほうがいいのです。他人のやっかみに耳を貸してはいけません。

なんといっても健康ということでしょう。

不摂生をしていて気分がよくなかったり、怪我をしていたのでは、十分に能力を発揮できません。

どこが疲労していて、何を供給しなくてはいけないのかを、計測したり注意深くチェックして確認していくことも大事ですが、「食べて運動して眠る」が大前提となります。

とくに「運動」については「技」と別に考える必要があります。

何かをうまくやるための練習ではなく、体の調子を整える運動です。

具体的には「自転車競技のために脚を追い込んだからOK」ということではなく、体の血の巡りを良くして凝り固まった肩甲骨まわりをほぐすという運動もするということです。

競泳の場合でも、浮力によって足腰のインパクトがイマイチということもあるので、別途走ったほうが良いと思います。

サラリーマンアスリートはこのバランスも重要になってくると思います。

睡眠についても、「眠くても頑張る」とかではあとでつけを払わされます。とくに老体には利子が大きすぎて割りが合いません。

まとめ

楽しく、それでありながら無意識に型の動作ができるようになるまで反復を繰り返し、体の要求に耳を傾けるということです。

ここに無理とか無茶という言葉は出てきません。

頑張るのも方向性を間違えないようにしないといけないでしょう。(自然に抵抗なくできるように色々工夫するという方向で頑張る)

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