「やりたいことは全部やる」とは「ただやればいい」わけではない

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「やりたいことは全部やる」というのは、『ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。』に書かれていることで、著者は「優先順位をつけると結局やりたいことができなくなる」とし「仕事の時間を調整してでもやりたいことは全部やるべきだ」としています。

勘違いをしていた

私はその「やりたいこと」をToDoリストにのせて、5分でもいいからそれをやるようにし、できたらチェックをつけていました。

もちろん、全く触らないよりはいいとは思いますが、それはToDoをこなしただけのことで、やりたいことをやったわけではないのです。やりたいこととしてピックアップした項目をこなしただけのことで、そのときにやりたいワクワクすることでないのです。

ただ単に「やりたいこと」という名前のToDoリストをこなしていただけでした。

腰を据えてメインの作業をやる

まず、しっかり基本の作業を決めます。それは長いスパンではなく、今から寝るまで使うことのできる時間が3時間なら、3時間でする作業くらいの短いスパンです。

「今日は朝から夕方まで講座の資料を作るぞ」みたいな感じでも構いません。もう少し長いスパンで、今週のメインとしてもいいかもしれませんし、今週のメインは2つあって、今日はそのうちの1つみたいなことでもいいでしょう。

とにかく、いま、目の前にある集中すべきものを決めます。そして、それをいつまでにどこまでやるのか、進捗が見える形でのマイルストーンを決めます。

メインの作業の息抜きに「やりたいこと」をやる

メインの作業自体も「やりたいこと」でしょうが、そればかりを3時間ぶっ通しというのは、ちょっと難しいものです。完全にフローの状態に入っていて、疲れを知ること無くぶっ続けで作業できることもありますが、そんな幸せな状況は多くはありません。

もちろん、理想はその「幸せな状況」です。いつもその幸せな状況が再現できるのであれば、メイン作業の区切りをつけてどんどん切り替えていけばいいでしょう。

しかし、そんなに人は(少なくとも私は)安定していません。

1時間もしないうちに心が泳ぎだします。そのときに、生産性の低い(無い?)ネットサーフィンやソーシャルゲームに手を出すのではなく、「やりたいこと」にピックアップしていたことをやるのです。

気晴らしにシンセサイザーをいじったり、絵を描いたり、ブログを書いたり、英語の発音練習をしたりするわけです。

メインの作業は変えていく

もちろん「やりたいこと」のメインは変えていきます。いつまでも息抜きポジションの「やりたいこと」でも構いませんが、お絵かきがメインであったり、シンセをいじるのがメインであってもいいわけです。

技量などを落とさないように継続していくことはとても大切なことですが、技量をあげて次のレベルに行くには、まとまった時間をとることは不可欠です。

メンタルやフィジカルや内向的なことや外向的なこと、直近のことや将来のことなどのバランスを確認しながら、メインの作業と息抜き作業のバランスを決めていくことも重要です。

「やりたいこと」というのは、刹那的なことでも本能的なことでもありません。楽しくて自分の気持ちが高揚する自分にあった自分の好きなことです。その「やりたいこと」をやるということは、自分を大切にすることにつながるものです。「単なるチェックリストに成り下がっている」ことに違和感を感じ「それは自分を大切にしていないのでは?」という考えに至り、備忘のためにここに記録をしました。
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