デトックスとか好転反応とか

興味があって調べてはいるけど、流されないようにするための自分のアンカーとしての備忘録。

まだまだ解明されていないことの多い人体なので、色々民間療法とか都市伝説はあれど、「~しさえすればよい」というのはちょっと安直すぎやしませんかね?考えることを放棄してしまっていいんでしょうかね?大きな懸念を感じるので、その手の話には特に気をつけることにする。

デトックスというと、あとは「好転反応」なんて言葉も聞く。良い方向に切り替わるためにカラダが毒出しを始めているのだとか。まあ、そういうこともあるでしょう。ただ、この好転反応っていうものを礼賛するのはどうかとも思うんだよね。いきなり大きく食生活を変えると、よしにつけ悪しにつけ、カラダが反応を示すのは想像に難くない。その「好転反応」っていうやつが大き過ぎたら、それはやっぱりいきなり変えすぎってことじゃないかな?

ちょっと気になっているのは、宿便。一応、西洋医学的にはそういうのはないらしい。まあ、筒状の腸では、やり過ごせる箇所がないと後ろから押し出されるのだし、へばりつくほど腸内は乾燥してないしってことを考えれば、そうだろうなぁとは思う。でも、どっかにたまった余計なものをかためたものっていうのが宿便というのなら、あるんじゃないかと思う。デイリーでこなしている消化活動以外での排出物というのであれば、そういうのもあるだろうとは思う。

「内臓に負担をかけないように」とかやたら言い過ぎるきらいがあるのも気になる。なんだか、禅坊主になることをすすめているような気さえする。実際には、肉体労働を生業とする人もアスリートもいるわけで、それに対してもおなじようなことをすすめるのはどうなのかと・・・。実際、書籍を出している人にも、アスリートでも同じだみたいなことをいう人もいるけど、なんだか頑なな感じがするし、論拠が自分の子どもというのもちょっと弱すぎるし・・・ひいきめに見てもカロリーが全然足りない感じはするでしょう。

なんだか自分自身の状態を考えずにデトックスとやらを考えてもダメだと思うんだよね。
上がり気味なのか下がり気味なのか、ずっと調子が悪いのか、最近急に調子が悪くなったのかっていう部分も大切だし、体型も、運動習慣も、食事の習慣も、全部考慮しないと。炭水化物抜きダイエットが糖尿病の人に有効なのは当たり前でしょう。でも糖尿病の人に有効だからって、病気していない人には全然有効じゃないことがあるのも当たり前でしょう?

自分の状態をライフログなどで把握しておきつつ、自分にあった良さそうなデトックス法を試してみるのがいいんじゃないかと思う。例えば1日5食で毎食ご飯大盛りな人がいきなりファスティングはじめるのは危険だと思うんだよね。あるいは、もともと少食で「もっと食べたほうがいいよ」っていわれているような人が、炭水化物を抜いても危ないと思うんだよね。

ということで、今の私にいいかんじと思えるのは、お酒をやめることと、色んなお風呂の入り方を試してみることと、冷たい飲み物を控えることと、毎日野菜スープをいただくこと・・・あとやってみたいのはLSDトレーニングかなぁ。競泳のレースが終わってから取り組んでみることにする予定。

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